人気ブログランキング |


名古屋YWCAの現在過去未来をお知らせします / 最上部の画像をクリックで、トップに行けます


by nagoyaywca

プロフィールを見る
画像一覧
更新通知を受け取る

S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30

カテゴリ

全体
はじめに
名古屋YWCA
ボランティア事業部
キリスト教基盤部会
平和・国際部会
青少年部会
女性部会
ボランティアネットワーク部会
3・11つながるプロジェクト
グループ活動
運営委員会
語学・教育部
ウィメンズカウンセリング
日本語学校
日本語セミナー
フェアトレードなどの販売
広報部・新聞部
秋のバザー
会員から
管理人Sの独り言
その他
未分類

最新の記事

ブログを引っ越しました
at 2019-04-09 12:05
♪音声訳グループ12月恒例の..
at 2017-12-15 10:14
*愛知県陶磁美術館に行ってき..
at 2017-12-12 15:50
名古屋YWCAアートな美
at 2017-11-17 10:37
○○カフェを始めました
at 2017-10-17 14:56

以前の記事

2019年 04月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 02月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2010年 09月

フォロー中のブログ

名古屋YWCA ※語学・...
名古屋YWCA 機関紙1面

検索

タグ

ライフログ

その他のジャンル

外部リンク

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧

天皇制問題を考える2.11集会

a0208709_12120002.jpg
労働問題に詳しい中野麻美弁護士を講師に、「自民党日本国憲法改憲草案と女性の権利」と題し、天皇制問題を考える2.11集会を行った。
市川房枝の「平和なくして男女平等なし。男女平等なくして平和なし」の言葉によりスタートした講演。

自民党「日本国憲法改正草案」は戦前の封建的な家父長制・富国強兵を目指すものであり、戦争を美化する今の流れで、けっして戦争は終わっていない。
それは「慰安婦」問題や沖縄での米軍による性暴力に現れている。

日本国憲法のテーマ。
私たちは対象であったり道具ではなく、「私」として生きる主体であり、国はそれを侵してはならず補償する側。
国家権力に勝手なことをさせないように、憲法であらかじめ縛りをかけることが立憲主義。
「私」と同じく「他人」も私と同じく大事、という社会契約があり、それによって成り立つ市民社会が国家の基盤。
国民が主人公。人間を道具・対象にする戦争は許されるものでなく、人権主義であれば戦争はありえない。

「日本を取り戻す」自民党の憲法改正を支えるものは、戦争の無残さにはいっさい触れず、戦争を美化して歴史を修正する流れ。
権力が必要とする正当性・暴力は権力が危うくなるとあらわれて、権力を乱用する。(沖縄での工事強行や不当逮捕。)

改正草案の基本的な問題点は、社会契約・立憲主義(近代)を否定し、個人より前に国があるという復古的改憲であること。
基本的人権があるはずもない。
天皇を元首化し、国家・国旗・元号を義務付けする。
戦前の家制度が廃止されたのは、立憲主義の定着・発展には不可欠の前提だから。
個人が大事という考えではなく、「家族は基礎的な単位として尊重される」という改憲は、家族はお互いに助け合わなければならない、という家父長制度に戻ることになる。
それでなくても民法・戸籍制度は戦前と大きく変わらないため、日常生活は家父長制度に縛られているのに。

家父長制の起源となったのは、私有財産の発生による。
そして軍事という暴力の温床となる。
男性によるモノ化された女性(生殖能力)の所有・管理が母系制から父系制への移行の原動力となった。
フランスの人権宣言の「人」と「市民」に女性は入っていない。
近代史の中に犠牲になった数多くの名もなき女性が多くいて、その犠牲の上に日本国憲法は成立している。

日本国憲法で戦争の放棄と平和主義を決めたのは、戦争が国民を戦争のために人間性を奪われ、単なる道具として扱う前提だから。
暴力によって暴力は止められず、たとえ人道的介入といえども暴力の減産ではなく、暴力の加算となる。
軍事・暴力は連鎖する。
「普通の国」を目指して「軍隊」を備える前に、非暴力での調停交渉やNGOによる活動が人権侵害の緩和に当たって効果を発揮していることを知らなくてはならない。
武力紛争による犠牲者数より、非衛生的な水と粗悪な衛生設備が原因で死亡するこどもの数の方が多いことも知らなくてはならない。

女性たちが暴力でなく、「話す」というコミュニケーションによって物事を解決してきた手法を役立てなくては。
女性の「性」を産む役割に特化し、女性の権利を否定する戦争の中で、女性が見てきたことは封印され、語りつくされてはいない。
戦後70年経ってようやく語りだされた女性の言葉を聞かなくてはならない。

*質疑応答より*
・安倍首相の言う「女性活躍」の意味をどう考えられますか。
少子化対策として「産む性」としての「女性」の意味だと考える。
「一億総活躍」の意味は「一億総動員」。高齢者は運動して身体を鍛え、長く働き、女性はこれまで以上に低賃金で働いて、こどもを産むように。
日本は性差別役割分業によって低賃金設定となっている。
雇用慣行を根幹から変えて賃金を上げるようにしていかなくてはならないのに、雇用慣行は守ります、と矛盾したことを言う。
使用者側に都合の良いように、正規から非正規に変えていく流れにしかならない。

女性は子育て・家事・仕事に追われ、政治に関心をもつ時間・余裕がない。まして立候補することも考えられない。
日本のジェンダーギャップ指数は111位 。
女性が少ない議会・政府で女性の権利が守られることは難しい。一つ一つの積み重ねが大事。
小さなことをあきらめない。
市民が働きながら・生活をしながら、民主主義的なことができる自由な時間を確保することが必要。
最後にアウシュビッツ強制収容所で生き延び、児童心理学者となったマグダ・オランデール・ラホンの『四つの小さなパンきれ』を紹介された。






by nagoyaywca | 2017-02-13 10:21 | 平和・国際部会