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「実はオモシロい選挙―Okinawa style―」を開催しました!

8月9日に「実はおもしろい選挙―Okinawa Style―」と題して学習会を開催しました。
私たちはこれまで、沖縄の基地問題や沖縄戦の歴史に関心を持ち、「沖縄スタディツアー」を開催してきました。
(昨年度のツアーの様子などは、こちらのページから見られます。https://www.facebook.com/youth.okinawa.peace?fref=ts

座間宮さんチラシ

(座間宮さんのプロフィールはこちら。http://seijijousei.blogspot.jp/p/blog-page_5.html

当日は20名ほどの参加があり、中学生・高校生も足を運んでくれました。
選挙権年齢が
18歳に引き下げられたことで、関心を持ち始めたそうです。
座間宮さんは「選挙に行くのも行かないのも自由。誰に入れてもその人にとっては正解。」
「ドイツでは中学生でも選挙について語り合っている」など、対話によって自分の意見を形成し、
投票を決めることが重要だと話していました。

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話は沖縄へ。座間宮さんは、沖縄県知事選の得票数などのデータを示しながら、
米軍基地反対を訴える「オール沖縄」という組織の支援により、
2014年に基地反対派の翁長知事が当選したことを説明されました。
この「オール沖縄」をはじめ、これまで沖縄県知事選では、
米軍基地に反対する人たちを結集させ、一人の候補者に絞る、ということが行われてきました。

これまで私は、基地反対の人たちをひとつにまとめて、容認派に対抗できるなんて沖縄の選挙はすごい、と思っていました。
「本土」で野党がひとつにまとまっていかないことに、なんでこんなにうまくいかないんだろうと空しく感じていたからです。
しかし座間宮さんによれば、沖縄では基地反対
VS経済振興という争点で長く選挙が行われてきたために、
それ以外の争点を掲げた選挙ができていないという問題もあります。
例えば、基地反対も大事だけれど、女性の権利の向上も訴えたいという候補者がいても、
基地反対派の候補を一人に絞るために、選挙に出ないことを求められる場合も考えられます。


ずっと同じ争点で選挙が行われてきても、沖縄の基地問題は解決していません。
座間宮さんは「反対派に投票したけど結局何も変わらない」と考え、
投票しなくなる人もいるのではないかと指摘しました。
そのように沖縄の人に「あきらめ」を抱かせてしまっている原因のひとつは、
「本土」の側の無関心にあるのではないかと思いました。
座間宮さんのお話を聞き、沖縄の現状に対して私たちは何ができるか、改めて考えるきっかけになりました。

今年度の沖縄スタディツアーは2018330日~41日に開催します。
ツアーの内容はこれから自分たちで話し合い、決めていきます。
今後もご支援のほど、よろしくお願いします。
ツアーに興味を持ったユースは、ぜひ一緒に行きましょう。まずはご連絡ください。

連絡先:名古屋YWCA青少年部会沖縄平和プロジェクト 

yyy@nagoya-ywca.or.jp(担当:吉澤)

文責:青少年部会 柘植みのり




# by nagoyaywca | 2017-09-12 16:56 | 青少年部会

満蒙開拓バスツアー


夏休み明けの91日に名古屋YWCA平和・国際部会企画 富士ツーリスト主催の満蒙開拓バスツアーが開催されました。

晴天に恵まれて、南木曽の妻籠宿にある南木曽町博物館と阿智村の満蒙開拓平和記念館を見学しました。
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参加者は27名。皆さん熱心に両館の見学や案内人および語り部さんのお話を聴かれていました。

ツアーに先がけて、6月と7月に名古屋YWCAで満蒙開拓学習会を開催し、満州の歴史を学びました。

6
26日の学習会では、NHKスペシャルの『村人は満州へ送られた ~ 国策” 71年目の真実~』のDVDを観賞し、一度決定された国策が歯止めが効かず、ひとり歩きすることのこわさを実感しました。

7
31日の学習会では、中国残留日本人孤児の肉親捜しに中国交回復の前から、取り組んでこられた長岳寺の住職・山本慈昭氏のお孫さんの山本三治(みつはる)氏をお招きして、中国残留孤児になった母というタイトルでお話を伺いました。お母様とともに、帰国される経過や来日後の様子など、真摯にお話してくださいました。おじい様である山本慈昭氏の座右の銘である「一隅を照らそう」ということばを大事に思っていることも話されました。

名古屋YWCAの日本語事業の一環で外国人児童の中学生・高校生に日本語の指導だけでなく、進学するために必要な教科も併せて、学習する機会を提供する「ガリ勉強クラブ」に中国で成長された三治さんの娘さんが来日して参加されたことが、きっかけで実現したものです。

ツアーは、朝、栄にある名古屋YWCAを出発し、妻籠宿に到着。宿の由緒ある建物である脇本陣奥谷(おくや)の中を見学後、南木曽町博物館を見学しました。
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博物館の2階に読書村の満蒙開拓の歴史の展示があり、その前で、案内人の伊藤伸三さんのお話を伺いました。

戦後すぐ公民館運動に参加して、国によるのではなく、村人の手で、近代史を見直していくことが民主主義を守っていくために大事なことだと気づいたと話されました。この運動が、妻籠宿の保存運動に繋がっているのだそうです。

その後、地産地消の食材を使って、食事を提供する阿智村の「ごか食堂」でランチ。地元の新鮮な野菜や果物をアレンジしたお料理を堪能しました。
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午後は、阿智村の満蒙開拓平和記念館を見学しました。ボランティアさんや副館長の展示解説をじっくり拝聴しながら、館内をまわりました。
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小さい頃に家族とともに満州に渡られた語り部の前沢節子さんのお話をお聴きしました。
83歳のお誕生日を迎えたとは思えないハツラツとしてお元気な様子に励まされました。
最後に、現政権の暴走を目にし、戦争への不穏な足音が聞こえてくるようだと言及され、人間を不幸にする戦争は絶対にダメだと強調されました。

記念館から徒歩で長岳寺に行き、山本慈昭さんのことを偲びました。

帰路、恵那峡サービスエリアで休憩した後、名古屋に無事到着しました。

参加者の方で、次回はぜひ「無言館」をあわせて見学したいという声がありました。また、縄文のビーナス等を所蔵する茅野市尖石縄文考古館もぜひ一度訪れてみたいところです。

http://www.mtlabs.co.jp/shinshu/museum/mugon.htm

http://www.city.chino.lg.jp/www/togariishi/index.html




# by nagoyaywca | 2017-09-07 15:23 | 平和・国際部会

若者でにぎわう名古屋YWCAの夏

名古屋YWCAの夏は若者の訪問や活動が多く、
きちんと「
Young Women’s Christian Association」となります(笑)

・椙山女学園高等学校1年生の2名がレポート作成のために訪問。

どんな研究にするのかのテーマ設定を共に考え、

性的少数者といわれる方々、また女性の生きにくさをテーマに決めることができました。

・名東高等学校国際英語科2年生の3名がゼミ活動で訪問。

「憲法と人権」というワークショップを行い、

自分の生活と「憲法と人権」が密接であることを学ぶ時間を持ちました。

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・金城学院中学校YWCA12名が3回に分けて、

スープキッチン(炊き出し)で調理補助や食事の配布などボランティアを行いました。

また「YWCAを知ろう」との訪問のあり、

名古屋YWCA、日本YWCA、世界YWCAの説明を総幹事が行いました。a0208709_12552042.jpg


・名古屋短期大学から、17名がゼミの一環として訪問。

1階から5階まで、名古屋YWCAのさまざまな事業や活動を見学しました。

・いりゃあせツアー(福島近隣に暮らす親子のリフレッシュプログラム)は、

多くの方に支えられた4泊5日でした。

名古屋学院大学の学生がリーダーとして17名参加。

ご家族と共に5日間をすごし、
川遊びや交流会などのプログラム進行をしました。
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名古屋学院大学コットンベイブ(サークル)の7名が、
コットン人形作りのワークショップを行い、

参加者の荷物をバスに積み込んで見送りをしました。
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熱田高等学校ボランティア部の6名が、
宿泊準備で布団類の搬入やバーベキュー準備などのボランティアを行いました。
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聖霊高等学校から2名が、オプションプログラムでこどもたちのプラネタリウム作成を手伝いました。

旭ヶ丘高等学校からは1名が、ボランティアとしてフェアウェルパーティーのための調理を行いました。

・金城学院大学から2名が8月の10日間、インターンシップ(就業体験)をしました。

さまざまな活動をしているYWCAでのインターンは事務作業ばかりでなく、

いりゃあせツアーフェアウェルパーティー準備で調理をしたり、

ガリ勉クラブで日本語を学ぶ外国籍の子どもたちの支援をしたり、

10月にあるバザーのための準備をしたりと多岐に渡ります。

このような体験が就業までの一過程として役立てば、と願います。

以上のように多くの若者が名古屋YWCAに集い、にぎわった夏でした。




# by nagoyaywca | 2017-08-28 13:02 | ボランティア事業部

「ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名」を呼びかけます

特に平和を願う8月。

名古屋YWCAでは「ヒバクシャ国際署名を進める愛知の会」の呼びかけに賛同し、

「ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名」を呼びかけます。

国連に加盟する193カ国中、122カ国の賛成で核兵器禁止条約が採択されたのは7月。

日本政府は「現実の安全保障問題の解決に結びつくとは思えない」と署名しないことを表明しました。

8月6日、広島の被爆者7団体は広島市内のホテルで安倍晋三首相と面談し、

核兵器禁止条約に署名しないという日本政府の方針を
「驚くべき態度だ。怒りを込めて抗議する」と述べ、批准を求めましたが、

首相は「核軍縮の進め方をめぐっては、国際社会にさまざまな考え方がある」と答えるにとどめました。

戦争被爆国に暮らす私たちが、核兵器廃絶を求めることは意義深いことです。

名古屋YWCAでは、8月31日まで2階受付にて署名用紙に署名いただけます。

またWEB上からの署名も可能です。

2020年までに紙かWEBか、どちらか1人1回署名いただけます。

詳しいことはhttp://hibakusha-appeal.net/index.htmlをご覧ください。

どうぞ、できる形でのご協力をお願いいたします。

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# by nagoyaywca | 2017-08-08 15:48 | ボランティア事業部

愛知県美術館プログラム「視覚に障害のある方との鑑賞会」*アートな美

愛知県美術館プログラム「視覚に障害のある方との鑑賞会」

7月13日(木)・15日(土)の二回、開催されました。

ガイドをするのはアートな美のメンバーです。

2017年度第二期コレクション展」を鑑賞します。

13日の鑑賞会は午後13時半、15日は午前10時半から始まりました。

始めに全員集合して愛知県美術館学芸員二人からの挨拶と出席者の紹介がありました。

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今回は彫刻作品の展示が一点しかなく、篠原猛史作「真っ直ぐな曲線」を

学芸員の説明を聞きながら触って鑑賞しました。

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彫刻作品以外はそれぞれペアになって自由に鑑賞しました。

涼やかな柳の木の陰で黒い牛がよだれを垂らして休み、その牛にもたれて

まどろんでいる少年が描かれた「柳影 りゅうえい」という屏風の前では、

ひととき外の暑さを忘れてゆったりとした気持ちになりました。

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「富嶽列松図」では富士山の形を残して空を薄墨で塗り、紙自身の色(白色)を生かして

浮かび上がった富士の姿、麓の松林が行進しているように見えるとの説明を受けて、

一番印象深かったと話す参加者の方もいらっしゃいました。

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今回美術館に寄贈されたバルテュスの絵画が展示されており、日本の公立美術館で

唯一の所蔵となるバルテュス作品に興味が集まりました。

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「白馬の上の女性曲馬師」

13日参加者10名、15日参加者9名、アートな美 延べ23名

学芸員のお二人から作品の細かな描写の説明を受け、立体コピーで確認をしたり、

2時間弱の鑑賞時間を過ごしました。






# by nagoyaywca | 2017-07-24 12:46 | グループ活動

アートな美「多治見市モザイクタイルミュージアム鑑賞会」

6月1日(木)

視覚に障がいのある方8名、アートな美のメンバー12名、総勢20名で、
昨年6月に開館した多治見市モザイクタイルミュージアムへ行ってきました。
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多治見市モザイクタイルミュージアムは、
タイル産業が盛んだった岐阜県多治見市笠原町にできた
大正、昭和のモザイクタイルコレクションを展示するものです。
建物の設計は、ユニークな建築で知られる藤森昭信氏によるもので、
一見小山のような、ジャガイモのような外観です。

この建物を障がいのある方へわかってもらおうと、
段ボールや粘土で模型を作ってみました。
障がいのある方にもミュージアムの学芸員さんにも大好評でした。
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ミュージアムでは、始めに学芸員さんに解説をしてもらいました。
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お風呂屋の絵タイルや、流 し台、かまど、浴槽などを触り、
「懐かしい!」「昔ウチにもあった!」などとおしゃべりしながら鑑賞しました。
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また、藤森昭信氏のアイディアで作られた「タイルのカーテン」も
ポッカリ空いた天井から降り注ぐ光に輝いて、素敵でした。
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昼食後は体験工房で、各々写真立てやフック、花台など好みの土台を選び、
色とりどりのモザイクを貼り付けてタイルアートに挑戦しました。
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それぞれ個性豊かな、素敵な作品ができあがりました。
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心配した雨も降らず、楽しい鑑賞会となりました。




# by nagoyaywca | 2017-06-02 12:22 | グループ活動

天皇制問題を考える2.11集会

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労働問題に詳しい中野麻美弁護士を講師に、「自民党日本国憲法改憲草案と女性の権利」と題し、天皇制問題を考える2.11集会を行った。
市川房枝の「平和なくして男女平等なし。男女平等なくして平和なし」の言葉によりスタートした講演。

自民党「日本国憲法改正草案」は戦前の封建的な家父長制・富国強兵を目指すものであり、戦争を美化する今の流れで、けっして戦争は終わっていない。
それは「慰安婦」問題や沖縄での米軍による性暴力に現れている。

日本国憲法のテーマ。
私たちは対象であったり道具ではなく、「私」として生きる主体であり、国はそれを侵してはならず補償する側。
国家権力に勝手なことをさせないように、憲法であらかじめ縛りをかけることが立憲主義。
「私」と同じく「他人」も私と同じく大事、という社会契約があり、それによって成り立つ市民社会が国家の基盤。
国民が主人公。人間を道具・対象にする戦争は許されるものでなく、人権主義であれば戦争はありえない。

「日本を取り戻す」自民党の憲法改正を支えるものは、戦争の無残さにはいっさい触れず、戦争を美化して歴史を修正する流れ。
権力が必要とする正当性・暴力は権力が危うくなるとあらわれて、権力を乱用する。(沖縄での工事強行や不当逮捕。)

改正草案の基本的な問題点は、社会契約・立憲主義(近代)を否定し、個人より前に国があるという復古的改憲であること。
基本的人権があるはずもない。
天皇を元首化し、国家・国旗・元号を義務付けする。
戦前の家制度が廃止されたのは、立憲主義の定着・発展には不可欠の前提だから。
個人が大事という考えではなく、「家族は基礎的な単位として尊重される」という改憲は、家族はお互いに助け合わなければならない、という家父長制度に戻ることになる。
それでなくても民法・戸籍制度は戦前と大きく変わらないため、日常生活は家父長制度に縛られているのに。

家父長制の起源となったのは、私有財産の発生による。
そして軍事という暴力の温床となる。
男性によるモノ化された女性(生殖能力)の所有・管理が母系制から父系制への移行の原動力となった。
フランスの人権宣言の「人」と「市民」に女性は入っていない。
近代史の中に犠牲になった数多くの名もなき女性が多くいて、その犠牲の上に日本国憲法は成立している。

日本国憲法で戦争の放棄と平和主義を決めたのは、戦争が国民を戦争のために人間性を奪われ、単なる道具として扱う前提だから。
暴力によって暴力は止められず、たとえ人道的介入といえども暴力の減産ではなく、暴力の加算となる。
軍事・暴力は連鎖する。
「普通の国」を目指して「軍隊」を備える前に、非暴力での調停交渉やNGOによる活動が人権侵害の緩和に当たって効果を発揮していることを知らなくてはならない。
武力紛争による犠牲者数より、非衛生的な水と粗悪な衛生設備が原因で死亡するこどもの数の方が多いことも知らなくてはならない。

女性たちが暴力でなく、「話す」というコミュニケーションによって物事を解決してきた手法を役立てなくては。
女性の「性」を産む役割に特化し、女性の権利を否定する戦争の中で、女性が見てきたことは封印され、語りつくされてはいない。
戦後70年経ってようやく語りだされた女性の言葉を聞かなくてはならない。

*質疑応答より*
・安倍首相の言う「女性活躍」の意味をどう考えられますか。
少子化対策として「産む性」としての「女性」の意味だと考える。
「一億総活躍」の意味は「一億総動員」。高齢者は運動して身体を鍛え、長く働き、女性はこれまで以上に低賃金で働いて、こどもを産むように。
日本は性差別役割分業によって低賃金設定となっている。
雇用慣行を根幹から変えて賃金を上げるようにしていかなくてはならないのに、雇用慣行は守ります、と矛盾したことを言う。
使用者側に都合の良いように、正規から非正規に変えていく流れにしかならない。

女性は子育て・家事・仕事に追われ、政治に関心をもつ時間・余裕がない。まして立候補することも考えられない。
日本のジェンダーギャップ指数は111位 。
女性が少ない議会・政府で女性の権利が守られることは難しい。一つ一つの積み重ねが大事。
小さなことをあきらめない。
市民が働きながら・生活をしながら、民主主義的なことができる自由な時間を確保することが必要。
最後にアウシュビッツ強制収容所で生き延び、児童心理学者となったマグダ・オランデール・ラホンの『四つの小さなパンきれ』を紹介された。






# by nagoyaywca | 2017-02-13 10:21 | 平和・国際部会